言語は、
リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングのい わゆる4技能にまつわる様々な要素を、毎日の生活に取り入れることで発 生するシナジーにより上達していきます。

10人いれば10通りの学 習方法があるほどです。

Atlas Montessori English では、フォニックスとグラマーという4技能の土台とを提供していますが、フォニックス学習では不足しがちになりやすいリスニング活動やスピーキング活 動を補う目的で「Atlas Tongue Twisters」という独自の早口言葉を月に1本の動画をとして提供しています。(提供ペースは徐々に上げて、最終的に80個の早口言葉を紹介します)

英語の本には興味を示してくれない…
他の教材を吟味す る時間がない…

という方にも取り組んでいただけるよう、すぐに取り組め る楽しい教材としてご家族みんなで取り組んだり、意味 を想像しながら日本語で話し合ったりと、様々な形でお使いいただけま す。

「Atlas Tongue Twisters」は。フォニックスとは真逆のアプローチで英語に取り組む学習教材になって います。

それぞれの文字の音や形を学習するミクロな視点で取り組むフォニック ス学習に対し、フレーズ(チャンク)や文単位のマクロな視点から取り 組むことができるように設計されています。

《取り組み方》

意味を100%理解する必要はありませんし、音を100%コピーする必要 もありません。

むしろ「読む」「書く」ことから意識を放すためにも、 文字は一切表示しない形をとっています。

大事なのはフレーズや文単位 で英語のリズムやイントネーション(抑揚)に触れることです。

自分の 耳を頼りに、ものまねをする感覚で聞こえた通りに言ってみる。目をつ ぶって聞いて、真似をするのも良いでしょう。突っかからずにどこまで 言えるか、どれだけ早く言えるかなど、遊び感覚で楽しみながら取り組 んでいただける教材です。

 

アトラス・タングツイスターの目的①
《フォニックスを活用したスピーキング練習》

学習アプローチがフォニックスと真逆であるとはいえ、フォニックス学 習と連動した形をとっています。例えば、第1回目のタングツイスター は ”A crazy cat came to our castle with a cow” です。

フォニックスで学習した”c,m,a,t” のうち、短音のハードc(/k/)をたくさん耳にし てスピーキング練習が出来るようになっています。

アトラス・タングツイスターの目的②
《英文の構造を知る》

文単位の早口言葉になっているため自然な形で文の構造が身についてい きます。

いずれグラマー部門で「文の分析」(いわゆる文型)を学習す る際に例文の引き出しとしても役立ち、動詞の過去形・過去分詞形(特 に不規則動詞)をひたすら暗記しなければならない状況も緩和されます。

例えば、第1回目の ”A crazy cat came to our castle with a cow” は第一文型(SV)の例です。また、come の過去形 came を理屈や暗記 ではなく、まずは文の中で音に触れておく仕組みになっています。

アトラス・タングツイスターの目的③
《口の運動》

口の筋肉を鍛えるトレーニングとして取り組んでいただけるようになっ ています。

英語は日本語よりもリズム・イントネーション(抑揚)やア クセント(強弱)が強いため、口を動かす練習も不可欠です。

言語学習 はスポーツにも似ていて、3日運動しなければ筋肉が落ちていくと言わ れています。スポーツと同じような感覚で毎日英語を使って英語マッス ルを鍛えていきましょう!

また、口に出すことによりリスニングも強化 されます。「口で歌えないことは演奏できない」と音楽家はよく言いま すが、言語も同じです。英語で発話できることは、耳も聞き取ってくれ るようになります!

 

もちろん、上記全てのポイントを逃さず学習しなければいけないわけで はありません。様々な方法を 導入することでひとりひとりの得意な分野や好きな分野が見えてくるは ずですので、興味を引くものがあれば是非そこを伸ばしてあげましょ う!アトラス・タングツイスターもそのひとつになればと願っています !