「グラマー/英文法」とは一般的に英語の理論全般を指しますが、アトラスのグラマーレッスンでは単語の種類とその役割を学ぶ「品詞」の学習と、文の基本構造である「文型」を解読していく学習が中心となります。

実際の現場では「英語の仕組みってどうなっているんだろう?」と文法のお話をすると、特に小学生たちは興味を持って一生懸命聞いてくれます!

大事なのはひとつひとつの要素をゆっくり、丁寧に学ぶことではないかと日々感じています。

【アトラス・グラマーレッスンの学習内容】

Parts of Speech

日本語でいう「品詞」のことです。英語圏のモンテッソーリ教育では9つの品詞を学びますが、アトラスのグラマー学習では、そのうち最も重要な8つの品詞を取り上げます(冠詞・名詞・形容詞・動詞・副詞・接続詞・前置詞・代名詞)。

モンテッソーリ教育における品詞の学習はとても独創的で、各品詞特有の「シンボルマーク」や「ファーム」というミニチュア農場を使いながら、多感覚を用いて学んでいきます。

アトラスでもこの手法を取り入れ、自身のミニチュア農場を工作しながら楽しく学べるようカリキュラムを組んでいます。

まずは各品詞の役割をゆっくり学ぶことにより、後に英語の語順が無理なく学習できるようになることをねらいとしています。

また、グラマーの学習は理論を理解することが大事になりますので、アトラスでは各品詞の初回レッスンは日本語で行います。実は大人にとっても楽しく、わかりやすい内容になっていますのでぜひ楽しみにしていて下さい♪

Sentence Analysis

「文の分析」という意味ですが、英語の基本文型を解読する活動です。

単語の役割を理解して文を組み立てていく「品詞」の学習に対し、今度は文を分解していく活動をしていきます。

日本語と英語の重要な文法の違いは単語の「順番」です。

例えば日本語には「て・に・を・は」などの助詞がありますので「私はサンドイッチを食べました」と言っても「サンドイッチを食べました私は」と語順を入れ替えても意味上の違いはほとんどありません。

その一方で、英語の場合は「I ate a sandwich.」の語順を入れ替えて「A sandwich ate I.」とすると意味が完全に変わってしまいます。

このように日本語の場合は単語に助詞を付けることにより語順が入れ替え可能になるのに対し、英語の場合は語順によって意味を作り出しているのです。

この英語の「語順」とそのパターンについて学習するのが「文の分析」の活動のねらいです。

この段階に入ると、これまでにインプットしてきた「英語のかたまり」が活きてきますので、事前に絵本やアトラス・タング・ツイスターズの活動に取り組んでいただくことをオススメします。

Atlas Montessori English
をもっと知る

LINE登録で
第1回授業を
無料体験